手術のリスク・合併症

どんな手術でも必ずリスクがあります。この手術も例外ではありません。
 

 

最大のリスクは出血です。もちろん出血多量で手術中に危険な状態に・・・なんてことはありませんが、一番問題なのは、手術中に大きな血管から出血し、それを止めるために従来の方法(胸骨正中切開)で胸を開けざるを得ない可能性がゼロではないことです。

 
大きな血管からの出血は、内視鏡で見ながらやっていては遅れてしまいます。それでどうしても胸を開ける必要があります。

 

幸い、当病院での今までの経験ではそのような症例はありませんでしたが、今後起こらないとは限りません。これは胸腺と大きな静脈をつなぐ血管が、脂肪に埋もれていて見えにくいためちぎれてしまう、などの特殊な状況下で起こります。

この手術の開発者の城戸先生は、(主におとなの患者さん)100人にこの手術をして、初期の4人ほどに胸を開けることになったそうです。

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